このモニター画面に足の裏を見せるようにして、僕はどれだけの疑問を自分に突き立て、どれだけのあやふやな答えを納得させてきたのだろうか…。
自分が生きていることについての問いかけが果てしなく続くことは理屈として知らされる。目標…答え…約束…。すべて幻想でしかないこともわかっている。こんな事を考えていたって仕方のないことだって納得できる。幻想を信じることが出来ないと前に進むことさえも出来ないというわけだ。
時間という観念だけが確かなコトであるというなら、幻想という板切れにしがみついて時間の流れをサーフするしかないのかもしれない。